2003-10-12から1日間の記事一覧

良いシステムだ

古道具とか美術品とか、書の技術とか歴史の知識とか、そういうなかなか普通の生活では役にたちづらいモノたちを使うには「お茶会」ってのはいいシステムだと思います。いいもの持ってても単に見せびらかすだけでは嫌味になってしまうところ、「お茶会」とい…

たいへんだ

そんなわけで、お茶はお茶だけではすまず、お花もいけられて書もわかって書けて、陶芸もできて、古文や漢文も当然わかって、歴史も知っていて、とたいへんな知識と技術が必要になってくるようです。それに加えて古いいいものをそろえるには莫大な資金が必要…

なにがたのしいか

お茶というと、立ち居振舞いがどうのという話になるんですが、お茶会の真の楽しみはそうではないようです。お茶会では「会記」という、その日使った道具のお品書きみたいなものを主人が用意します。掛け軸、茶碗、釜からお花や和菓子にいたるまで、何を使っ…

会のながれ

広間に入るお客の数はだいたい20人。総入れ替え制です。いちばんお釜に近い場所に座るお客が正客と呼ばれ、これがお客の代表になります。お客が全員座ったところでお手前開始。お手前をする人が道具をもちこみ、主人はその後ろに座ってみんなとお話したりし…

お茶会

朝からお茶会のお手伝いに行ってきました。 場所は某大きなお寺のお茶室。小間、広間合わせて6席設けられていて、私がお手伝いする会は広間での開催。初めて参加したのですべてが初体験でたいへん興味深い。