えらべるえらべる台湾食

あちこち回ってて気付いたんだけど、台湾のたべものって自分で具とか味付けを選べるのが多いのよ。えーと、31アイスクリームみたいなのを想像してください。バットにたくさんの食材が入ってて、そこから好みでチョイスするスタイルがとても多い。選び手のセンスが問われるね。こりゃ。選択によっちゃとんでもないことにもなりかねない。


甘いもの屋さんも同じスタイルが適用されていました。カキ氷の上にいろんな具をのっけて食べるという甘味があるんだけども、選べる具がすごい。日本のカキ氷とは全く別物と考えたほうがよさそうです。マンゴーにパイナップルなどの果物からはじまり、緑豆やピーナツなどの豆類、サトイモにかぼちゃ、あと麦なんてのもある。さらにシロップがかかり、とんでもないボリュームになります。もはやご飯だこれは。

これ一人で食べるの?と聞いたら、大人数でつっついて食べるのが普通らしい。これにかぎらず、台湾のごはんは大皿をみんなで食べることが多いらしい。ひとりご飯とかはないのかな、聞きそびれたけど。まあ吉野家とかもあるから一人で食べる人もいるんだろうけど……。友達いないとつらいかもしれない。この国は。友達がうまくつくれない女の子とか、寂しいだろうなあとかちょっと思ったり。お弁当の時間ひとりになっちゃうつらさみたいのがずっと続くのは耐えらんないよなあ。そういう子っていないんだろうか。よけいなおせわだが。



屋台でも同じく自分チョイススタイルが。屋台の前に具材がならべてあって選べるのはもちろん、さらにそれぞれ店によって調理法が違うのです。煮る屋台とか焼く屋台、揚げる屋台みたいに。こうなるとほんと、調理代行業みたいなものだ。台湾は自炊が廃れているらしいがそれも当然だ。だって希望どおりのものを作ってくれちゃうんだもん。今日はちょっと野菜を多めにたべたいなあとか肉っぽいのがいいなとかって思っても簡単に実現できるし、好き嫌いあっても問題ないんだもの。


ジュースだって同じ。すきな果物をミキサーにかけてくれる。この店は果物をそのまま食べられる店だったかな。やっぱり種類が豊富。