しょうろんぽー


まずはショウロンポウ。有名なのはディンタイフォンですが、それより美味しい店があるよとつれていってくれたのが「杭州小籠包」。いやもうこれが美味しいのなんの。ディンタイフォンよりもっと味が濃厚で、どっしりしてます。そして安い。1人前で80元なので、250円くらい。かに味噌入りもあり、こっちはさらにねっとりじゅわー。こちらは150元。

ここのおばちゃんは日本語がとても上手で、食べ方も教えてくれました。酢醤油に豆板醤を入れたタレにつけ、レンゲにとり、皮をスープをすすりつつかじります。そうするとこぼれずレンゲの上にスープがたまるのね。あとは、千切りのしょうがをたっぷりのせて食べる。しょうがはどんどんおかわりできるので、心置きなく山盛りにしてたべたほうがおいしいです。
写真の左にある蒸篭は、「蒸高麗菜」という料理。キャベツとねぎ、しいたけなどを蒸してあります。この料理のポイントは謎の木の実。たんぱく質系のものは何も入っていないのに、やけに味が濃くて、しかも砂糖とかじゃなくて自然の甘さがでている。たぶんこの実から出てると思われるんですが、おばちゃんに聞いても「健康にいい実だ。ガンにもきくよ」と効能は教えてくれるのですが、何の実だかはわからない。結局あとからスーパーで見つけ出したんだけども、「樹子」という名前らしいです。そのまんまじゃん! だから何の実なんだ? うめぼしみたいな大きな種がはいってるんだけど。

餃子みたいなやつはそのまんま餃子。ただ、これは酢醤油では食べない。上に甘辛いタレがあらかじめかかっている。ほかのものがさっぱり目なのに対してこの餃子はこってり目なので、バランスがいい。