ブック1st

帰りにブック1stによる。ほんとは朝日新聞の金曜夕刊に連載している「猫舌三昧」をまとめた単行本を買うつもりだったんだけど、本屋に入ってみてから著者も単行本のタイトルも覚えていないことに気が付いた。猫舌三昧ってタイトルもうろおぼえで「猫の舌がどーたらってタイトルだったよなあ……」くらいで。(いましらべたら著者は柳瀬尚紀氏だった。で、1冊目はそのまんま「猫舌三昧」ISBN:4022577843、続編が近々でるのでそれが別のタイトルになるようでした)猪瀬氏はあの「フィネガンスウェイク」の訳者だけあって、短い中にも言葉遊びがちりばめられていてとても面白い。むしろ短いから面白いというか。猫好きなのもよい。<ここ重要。朝日新聞で最近ちゃんと読んでる連載はこれくらいです。ところで柳みりの連載小説はいったいいつまで続ける気なんでしょうか。サッカーワールドカップが始まる前くらいからたしか始まってるんでもう1年と4ヶ月のはず。そのときはああ日韓友好キャンペーン中なんだなあと思ったので確かだと思うんだが、なんかがんばって読んだんだけど全然おもしろくないんだよなあ……。新聞の連載小説は、はじめの2〜3回が勝負だと思うんだけど、はじめから「うへえうんざり…」な感じだったのを憶えています。韓国語を織り込んで見た目をめずらしくしているだけにしか見えず、続きを読みたい気がさっぱりおきなかった。なんにせよ連載期間ながすぎ。
なんかまあそんなわけでほしいほんを買おうと思っても買えずにうろうろして、予定外の本ばっかりかって帰る。階を変わるたびに1冊とか2冊とかちょろちょろと購入。