着物を買いに

最近、親戚の人にお茶を習っています。といっても雰囲気を味わう程度で全然うまくならないんだけど、今度ずうずうしくもお茶会のお手伝いをさせていただくことになりました。もちろんお茶をたてるなんてことはできないので、お運び専門です。それすらも実はあやしいので、着物を着て何回か予行練習をすることになりました。洋服とは立ったり座ったりするだけでも、体の使い方が全然違うようです。というか床に立ったり座ったりすること自体あんまり普段の生活にはない動作だし。
というわけで、お稽古およびお手伝いの時に着る着物がほしくなったので、人形町の古着屋さんまで母と行ってきました。一重の着物がたった3000円、赤いちりめんの着物は1万円。すずめ柄のかわいい帯が5000円。どれも十分なコンディションなのに、あまりに安い。10分の1とか、ものによっては20分の1とか30分の1とかの値段だ。需要と供給のバランスなんでしょうか。いまはまだ供給があるからこの値段で売っているけど、今現在着物を着ている人の数を考えるに、そのうち供給もなくなるんじゃないだろうか。てことは今が買いどき? どきどき。