裁判員制度追記

あんまりまとまんないけどメモとして。

  • 何をするの?

朝日新聞を3回読んだけど、結局選ばれた人が具体的にどうするのかがわからない。選出の方法とかはわかったけど、当日どうするのか? 陪審員だったらアリー見てたからわかるんだけどなあ。うーん、裁判官の決定にYESかNOかいうだけなのか?

  • 判断できるのか?

そんなすぐにその場で結論とか出せるのか。どんな事件か、どれくらいの刑を受けてしかるべきなのか、そんな短時間じゃ到底把握できないと思う。だからこそ裁判は長期間にわたるのじゃないのかしらん。それに法律を学んでない普通のひとに判断ができるんだろうか。

  • 選ばれる人の問題

仕事や育児で忙しい人は参加しなくてもいいよ、っていうのなら、いく人は結局暇人だけにならないのか? まともなひとはだいたいいそがしいよ。私が判決うけるがわだったら、そんな人に裁かれたくない。

守秘義務をまもらないと罰金懲役というけども、絶対帰ってしゃべるにきまってるじゃん? ていうか私だったらしゃべるね。まあ何が守秘義務にあたるんだかわかんないけども。どこまでしゃべっていいとかわるいとか言われるんだろうか。しゃべっちゃだめっていうことほどしゃべりたいに決まってるよ。

  • 国民の良識

そんなもんあるんだろうか。そんなものをよりどころにしちゃっていいの? ぜんぜん信用してないよ私は。そりゃもちろんいい人もいっぱいいるけど、そうじゃないひとだっている。そういう人が選ばれる可能性だってたくさんある。

  • 個人的に

裁かれる当人目の前にして「死刑」とかいえない。法律なんてわかんないからその刑がほんとに妥当なのか、そんな判断基準は私の中にはない。なのに無責任に死刑とか言えないよ。その場の見た目の感じだけで判断しちゃまずいだろうよ。
だからといって裁判官だのが絶対信用できるとは思ってないけども、でも試験があって資格に通ってる以上、法を知っている(はず)。ほんとはさらに毎年試験やるとか、なんらかのガードがあれればいいと思うけども、どんないい代案があるのかはわからない。
それにしても、裁判制度がかわるってたいへんなことじゃないのか? 自分が直接呼び出される可能性だってあるわけだし、逆に裁かれることになるかもしれない。ほんとに直接自分にかかわってくるのに、テレビのニュースでも議員の学歴の話ばっかでぜんぜんでてこないんだもんなあ。いち議員の学歴なんかどうでもいいのに……。それに党によっての主張の違いがすでに裁判官制度導入が前提となっていて(いつのまに?)、何人入れるかっていう論点だけしかないのがとても不満。