ストップゴホゴホ

かれこれ2ヶ月も咳がとまらないので、前行った所とは別の医者を訪ねてみる。こちらはご近所情報によると、学校の校医さんもやっていて、「融通がきくよ」という話。融通が利くって言うのはくすりだけ出してくれるとかそういうことね。ご近所ネットワークの評判はたいへん参考になる。まあ逆にそれはご近所に悪い噂が立つとやってけなくなるってことだけども。ある意味恐いがまあこのへん(六本木界隈)ではそんな客の割合はほとんど0に近いからねえ。微妙に村社会的なもんが残ってるのも悪くはないでしょ。
さて入ってびっくり、診察室はまるでモデルルームか?っつう豪華さ。いや豪華とは違うかな、広くてすっきりしてて落ち着いてる。人が通るところにはじゅうたんが敷いてあり、電灯はトップライトで、オークっぽい材質で統一されていて。手洗いなんかはカウンターキッチン(!)。うちの部屋全部たしたくらいスペースあるよ、まじで。
部屋には驚いたけど、お医者さんはおじいさんで、診察も丁寧で、適切でよかったです。レントゲンをとり、その結果を踏まえて、気管支・肺系は問題なしなのでおそらくアレルギーでは?という結論に。アレルギーの薬と咳止めを朝晩それぞれ1錠ずつ飲み、1週間様子を見ようということになりました。ああそうか、前の医者がなんだかなあと思ったのは、原因がはっきりしないにもかかわらず、効果が「ありそうな」薬を一挙に出されたからだ。これじゃ症状が押さえれられたところで、いったいどの薬が効いたんだかわからない。最も可能性の高そうな理由にしぼって、そこからつぶしていこうという姿勢はいい。すぐ症状がおさまんないとたいへんっていうならしょうがないけどさあ、そんなんじゃないんだから。っていうかそんな危機的状況なら入院だけどな。