中古ゲーム販売

日刊デジクリというメルマガを講読しているんですが、数日前に執筆されていた神田敏晶さんの原稿内容がひっかかっている。
ゲームは6000円〜7000円で高いような気がするけど、発売直後に売れば実質2000円程度で遊べるのでそんな高くない。
マトリックスをクリアしてトゥームレイダーを買ったけどかったるいからすぐに売ってSIRENにかえてみることにした。
という内容なんだけど、まず日常的にゲームを中古にどんどん出していることに驚いた。言うまでもなく中古ゲーム販売はゲーム業界内ではすごく問題になっていて、新品が売れなくなることで業界が立ち行かなくなるんじゃないかと危惧されている。一応裁判ではOKってことになったのかな? でも納得してオッケーと思ってる人って少ないじゃないかなあ。まあブックファーストと出版社と同じ関係なんじゃないかと。
そんな状況なので、クリエイティブに関わるような人なら、そういう自分の首をしめるような循環の中に進んで組み入れられていくようなことはしないんじゃないかと思うし、してはいけないと思う。もしくは問題意識を持った上で、でもこれはアリという判断ならよいと思う。でもその辺の意識が全然感じられないんだよね。お得でうれしいっていう個人的な感情だけで、それが社会的に見てどうなのかっていう視点が全然入ってないのは、うーん、どうなんだろう。